「茜、藍、槐の草木染め麻ストール」制作中。
ずっと長くて幅のあるストール素材を探していたのだけど
先日、カナエのお母さんが麻の大判ストールを見つけてくれて
只今、草木で染色中。
長さ180×幅70㎝の大判ストールで、素材は麻100%。
さわり心地はとても柔らかく、薄過ぎず
長さも幅もあり、使いやすくかつ気持ち良い麻のストールです。

茜、藍、槐の三種類の植物でそれぞれ草木染中。
色の入りも良好。
茜と槐は染色×媒染 六巡目。
藍はそのままでも綺麗だけど、茜や槐を染め重ね
紫や緑を出す藍下にするための染色。
染め重ねちゃうのがもったいないけど。
なので藍下染めは、藍染め(何度も染める)と茜や槐等の染め(染色×媒染を七セットくらい重ねる)
の行程を得て出来るので、道のりは長いけど
色が出来たときの感動はとても得難いです。
草木染めに関しては、植物を煮だし染料を抽出する工程(沸騰30分以上を植物により3回から五回以上)もあるので
昔は一日二日で詰め込んでやっていたけど
今は、急がず時間かけてじっくり一つ一つの行程を大切にして作業してます。
これは、草木染めを教えていただいた上野八重子先生の影響だとおもう。
先生の講習回ではじっくりどころか、効率よく理論的にどんどん染色が出来る方法を教わるのだけど
、それは一つ一つの行程を大切にしたうえで、結果が伴う事だということを教えてくださっていると思う。
今は、考えて準備工夫したことが結果に繋がる喜びを噛み締めながら、草木染めの道を楽しんでます。
まだまだ染め重ねるので、道は長いですが
Ne・couno草木染め麻ストール、楽しみにしててね♪